2000年代の格闘技バブルはいかにして弾けたのか

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2000年代の格闘技バブルはいかにして弾けたのか

2000年代に訪れた格闘技バブルは何故弾けたのでしょう。
それは格闘家や名だたるレスラーが次々と上がったこともありますが、やはり時代が進むのが早すぎたということはあるでしょう。
格闘技はプロレスとは違い、何ヶ月かに一度しか興行を開催できません。
それは選手たちが真剣勝負で戦っているからであり、年に数度の興行では格闘家の方たちはファイトマネーを短い時間で稼ぎ、そして去っていく図式が出来上がっていたのです。
そんな中でも格闘技の人気を不動のものにしたのは「プロレス流の味付け」でしょう。
あの時代、格闘技の演出を裏で考えていたのは元プロレスファンであったりしたプロデューサーたちだったと本で読んだことがあります。
プロレス流の演出を総合格闘技のリングに持ち込み、ショー化してお客さんを呼んだら人気が高くなるのは間違いありませんでした。
もちろんそこにはヒョードルやノゲイラといったネームバリューのある選手たちが熱い試合を繰り広げていたからに他なりません。
一時期、芸能人がリングに上がったりもしていましたが、お客さんが本当に見たいものは総合格闘家たちによる本物の格闘技の試合ではなかったかと思うのです。
それが続いていれば格闘技バブルは弾けることもなかったのではないかと思うと、ちょっと複雑な気分です。